デジタル化が順調に進み、複数作業や大幅なデータベースを処理できるサーバーやシステムが不可欠な現状ではデータセンターやクラウドといったサービスの利用が世界のトレンドとなっています。データセンター調査報告書2019によると、全国のデータセンター利用率が48.6%2020でした。それに対して2020年1月に実施したガートナーのの調査の結果から日本におけるクラウド・コンピューティングの導入率は平均で18%でした。

クラウド・コンピューティング導入率

目次

クラウド・コンピューティング導入率
出典:ガートナー(2020年5月)

しかし、クラウドはGoogleやAmazonなど多くの大手ブランドだけではなく、中小企業にも優先的に選ばれています。それはなぜなのか。どちらが企業に利益を多くもたらすのか。

 本稿ではDevSamuraiベトナムはクラウドサービスとデーターセンター、二つのサービスの定義とメリット・デメリットを徹底比較いたします。

       データセンターとは?


 データセンターとは顧客のサーバーやIT機器を設置・収容する場所で、それらの機器を安定的に運用できる環境を提供するサービスを指します。普通には企業のサーバーが自社で設置されますが、その場合、サーバーがスムーズに運用されるために、空調の管理、安定的な電源、予防発電機などの用意が必要で、コストが非常に高いし、事故やセキュリティ問題が多く存在しています。そのため、企業は自社にサーバー機を置かず、社外のデータセンターという場所とサービスを利用することにより、コストの削減とリスクの回避を実現します。

 要するに、データセンターのメリットというと、以下の6つです:

(i)     スペースとラック:データセンターはサーバー機を配置するスペースだけではなく、サーバー機を組み立てるスペースや休憩するスペースと配置するためのラックを提供するサービスも指しています。

(ii)    回線:データセンターは安定的に多重アクセスができる通信回線を提供するため、不安定なアクセスの不安を避けます。

(iii)  電力供給:サーバーダウンが発生しないように、データセンターは停電がないサービスを提供しています。

(iv)    空調:サーバー機の安定稼働のために、環境の空調設備が必要です。特に複数台のサーバーを常時稼働させた場合、大量の熱を発生させますので、温度18゜C~27゜C、湿度:35%前後~60%の範囲に保たないといけません。データセンターは空調の管理について企業を手伝います。

(v)     災害対策:自社でサーバーを設置する場合、震災や火災が起きる時にサーバーを確保する対策を考えないといけませんがデータセンターにサーバーを配置する場合、その不安がほぼなくなります。データセンターは耐震構造や免震構造のあり、不燃性の二酸化炭素やフロンガスを噴射して噴火鎮火を行う建物なので、災害についての不安が解決できます。

(vi)    コスト削減:自社でサーバーを配置すると、以上のことを実現できる設備と環境を備えないといけませんからコストがとても高いです。ですから、データセンターでサーバーを設置することはコスト削減の方法のひとつと言えます。

データセンターのでメリット

⁂ 利用料・回線料が大幅

 データセンターを導入することに従って、利用料がかかる一方、社内とデータセンターを接続する必要があるため、回線料も多くかかります。ですから、多くのデータを所有しているのではなければ、自社でサーバーを管理したほうがコストが安くなるかもしれません。つまり、データセンターは大手企業向けサービスです。

⁂ 完全に安全ではない

 データセンターは最新の災害対策を備えたといっても、IT機器を100%守り切れるわけではありません。災害や事故で、サーバーダウンが発生する可能性がまだあります。また、万一の場合、サービス提供企業が倒産すると、リスクが避けられないでしょう。

⁂ データセンターまでいかないといけない場合がある

 データセンターは社外に借りるため、何かあったとき、データセンターを訪れて対処する必要があります。また、サーバー機を守るために、データセンターは常に厳重なセキュリティチェックシステムを設けています。ですから、緊急な事態では会う程度不便な点があります。

 

                クラウドサービスとは


 クラウドは別の名前でクラウドサービスまたはクラウド・コンピューティングとも呼ばれます。クラウドはデータセンターと同様で、サーバーのレンタルサービスを提供しています。ただし、クラウド・コンピューティングの場合、サーバー機もそれを収容する場所もありません。クラウドは仮想サーバーを提供するため、利用者がサーバー機を買う料金やサーバー機の設置場所を心配する必要がありません。

クラウドサービスの利用形態

⁂ SaaSSoftware As A Service

SaaSは「Software As A Service」の略で「サース」と読みます。パッケージ製品として提供され、インターネットけいゆうで利用するソフトウェアを指します。SaaSではデータがクラウド上に保存されるため、複数人が同時に編集したり、共有することができます。また、端末を選ぶ必要がありません。

具体的な例はGmailOutlookなどです。

⁂ PaaSPlatform As A Service

PaaSまたクラウドプラットフォームはアプリケーションを稼働させるためのプラットフォームを提供する形態のクラウドサービスです。代表的な例はAWSGoogle Cloud PlatformMS Azureです。

⁂ IaaSInfracture As A Service

IaaSでは、PaaSと異なり、ミドルウェアやOSまでも利用者側で準備をする必要があります。その代わり開発したいシステム要件に応じた選定、カスタマイズが可能になります。IaaSの場合、サーバー機などをインターネットを介して利用しますがリソース変更や料金面で柔軟性が高いです。

クラウドサービスの利用形態

クラウドサービスは3つの種類があります。それはSaaS、PaaSとIaaSです。

クラウドのメリット

 クラウドサービスはクラウド上、つまりインターネット経由で利用されるため、データセンターのメリットをすべてカバーしながら、そのデメリットを解決することができます。災害やサーバー機のエラー発生などの不安がありません。クラウド運用チームはクラウド上のシステムを定期的に保守するので、エラーがほとんどありません。また、何か問題があっても、クラウド運用チームに修正されるため、営業の中断や社内システムの中断を心配する必要がありません。その修正はクラウド運営チーム側の責任であり、コストと社内の人手がかかりませんから、企業に利益をもたらすと言えます。

 それに、クラウドサービスはユーザ数や事業の規模によって自動的にカスタマイズが可能で、使った部分のコストだけを支払いすればいいですから、コストの削減が実現できます。

クラウド・コンピューティングとデータセンターの比較 

クラウド

データセンター

ユーザー規模

小~大規模

中~大規模

初期費用

0円

数万円程度

利用料金

従量料金

定額制

負荷対策

あり

なし

OS

指定可能

固定

CPU/メモリ

増減可能

固定(共有もあり

ストレージ

スケール自由(拡縮)

容量固定

ネットワーク帯域

小規模~大規模

中規模
大規模

データベース利用

高性能仮想マシン、 
ハードウェア専有マシンなど
組み合わせでハイパフォーマンス化

安定性は低め

以上DevSamuraiベトナムはクラウドとデータセンターを比較いたしました。データセンターは伝統的なツールとしてこれまで知られましたが、デメリットが数多く存在し、企業がクラウドサービス利用に移転している傾向が最近よく見かけます。規模に応じて対応できるクラウドは今後ともデジタル時代に代表的なものとなってきます。

DevSamuraiベトナムはクラウドサービスの導入、GCPなどクラウドプラットフォーム構築が得意です。クラウドサービス利用に関するお問い合わせがあれば、お気軽にお問い合わせください。


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